90年代おすすめCD 今回は
the Jon spencer blues explosion / orange
「ジョン・スペンサーエクスプロージョン/オレンジ」
1994年リリースのバンド2ndアルバムです。
ジョン・スペンサー率いる3ピースブルースロックバンドなのですが
ブルースやロックといった枠をはみ出したヒリヒリするような緊張感とスピード感のある独特な雰囲気があります。
1曲目のいきなりストリングスから始まる緊張感漂う曲から
少しアルコールが入っているかと思うほどのテンションの曲もあり非常に聴き応えのあるアルバムです。
12曲目にはベックが参加しているようですね。
こういうバンドのレコーディングは音決めに何時間もかけたりしないで
きっと その場のテンション一発撮りみたい感じなんでしょうか?
音質的にはそれほど優秀ではないですがサウンド的には文句なくかっこいいです。
ちなみにライブなどでジョン・スペンサーだけマイクがSM57なのですが
これは口に咥えて歌うので58系だとダメなんでしょうね。
私が持っているCDは輸入盤で銀色のデジパック仕様なのですが
デジパックというパッケージが始まったのもこの辺りかと記憶しています。
歌詞カードなど余計なものは一切なし。
音を聞け という事なのでしょうか?
こういったところにもバンドの雰囲気が漂っていて今でも大好きなアルバムです。
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