1969年発売のグランド・ファンク・レイルロード(後にグランド・ファンクに改名)のファーストアルバム。
3ピースバンドというバンドとしての最小編成のこのバンド
ロックバンドとはなんぞや?という問いにひとつの答えがあるとするなら
グランド・ファンク・レイルロードを聞け と言ってもいいかもしれません。
ファーストアルバムならではの勢い、エネルギーに満ちた傑作です。
ロックの70年代黄金期の始まりを予感させます。
レコーディングエンジニア:Kenneth Hamann
久しぶりの更新です。
今回紹介するのは
ボニー・レイット Silver Lining
2002年発売
ボニー・レイットはあまり日本では知名度がないアーティストだと思いますが
そんな彼女を知らない人でもこのアルバムを聞けば
きっと彼女を好きになってしまう事でしょう。
このアルバムはミッチェル・フルーム&チャド・ブレイクの共同プロデュースです。
この二人は当時ブイブイいわせていたコンビで シェリル・クロウのプロデュースがよく知られているでしょうか?
カントリー 一辺倒でも、ずぶずぶのブルースでもない、ロックでもない
なんともいえない ただただ かっこよいサウンドが閉じ込められています。
特に1、5、6、8曲目は 言葉に出来ません。
こういうサウンドやグルーブはアジア人には無理でしょう。
カントリーやブルースに興味が無い方も是非。
超おすすめです。
一口坂スタジ営業終了記念企画
第4弾
今回はCDではなくDVDです。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェルガンエレファント)
BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN
2003年10月11日 幕張メッセで行われた彼らのラストライブを収録したDVD
当日の光景は凄まじかった。
幕張メッセには全国から彼らのファンがおとずれ、チケットを手に入れられなかった多くのファンも会場の外に集まっていた。
幕張メッセは超満員。
ライブが始まった時に感じたのは
「ドラム・ギター・ベース・ボーカル、この4人だけでこれだけの人間が幕張に集まったのか」
という事。
特にMCもなく曲は黙々と終わりへ続いていく。
ラストは彼らのデビュー曲である"世界の終わり"で締めくくられる。
あたかもこの日のために作られたような曲がこのバンドの運命を物語っている。
ギターのアベさんは弦が2本切れた状態で演奏をし切っていた。
"そんな事"はどうでも良いのだろう。
最後の最後までミッシェルであり続けた彼らの姿がここにはあります。
このライブ音源のミックスダウンは後日一口坂スタジオの5STで行われています。
エンジニアはおなじみ山口州治さん。
このミックスダウンにも「解散したから」という理由でメンバーは一度も姿を現すことはありませんでした。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT ラストライブ。
バンドとは何か?ライブとは何か?それを感じる事が出来る貴重な記録映像です。
1972年 デビュー作
私がこのアルバムを手にしたのは偶然でした。
いわゆるジャケ買いというものです。
第一印象は「ダセージャケットだな」でした。
しかし中身は以外や以外・・結構な力作です。
○キャプテン・ビヨンドはディープパープルの初代ヴォーカル ロッド・エバンス、ボビー・コールドウェルが中心の実力派バンド。
このメンバーでの作品は今作のみとなってしまいますが、ハードロック、プログレなど織り交ぜた素晴らしいロック作品となっています。
隠れた名作ではないでしょうか?
おまけ:以前スピッツの草野さんにこのCDを見つかって「キャプテンビヨンド懐かしい~結構好きだったなあ」という話をした事を思い出しました。
イーグルス "ベリー・ベスト・オブ・イーグルス"
言わずと知れたアメリカのロックバンドのベスト版。
現在は株式会社イーグルスとなっている(何だそれ?)
リマスターが施された本作はデビュー曲の「テイク・イット・イージー」もサウンドが見事に蘇っている。
初期からホテルカルフォルニア以降までイーグルスの歴史を納めた1枚。
最近は再結成後のゴタゴタでドン・フェルダーが解雇されたりとファンには嬉しくない活動状況だが
デビューの1971年~1982年解散までの名曲が詰まっている。
楽曲の素晴しさもさることながら演奏の完成度、見事なコーラスワークなど現在の日本の音楽業界には見られないプロの仕事を聞くことが出来る1枚。
モニターチェックに、ドライブに、とにかく無性に聞きたくなる最高のアルバムです。